格好悪いとはこう言う事さ

飛ばない豚の格好悪い日常を書き綴る、豚の独り言。

豚と始めるC言語 第0.5回

豚と始めるC言語 第0.5回

 前回はこの講座を始める下準備としてVisual Studio Community 2019をインストールして頂きましたが、皆さんの環境では上手く行きましたでしょうか?
 Visual Studioは統合開発環境と言って、エディタ・コンパイラ・デバッガなどのツールが一つにまとまったプラットフォームです。
 エディタというのは前回実際にプログラムを書き換えて頂いたと思いますが、あのツールの事です。プログラムを実際に記述していくためのツールで、誤解を恐れずに言えばワープロのプログラミング専用版ですね。

 コンパイラは、書いたプログラムをコンピュータにわかる言葉(機械語、マシン語とも言う)に翻訳するツールのことです。前回使用したのはVisual C++と言うもので、C/C++で書かれたプログラムを機械語に変換するものです。

 デバッガと言うのは、プログラムのミス(バグ)を見つけるためのツールで、プログラミングには必須のツールと言っても良いでしょう。この講座でも後々使っていくことになります。

 さて、前回作って頂いたプログラムのフォルダ(ファイル)を開いてみてください。最初の手続きのところで指定した場所(憶えていますか?)に、test0と言う名前のフォルダが有ると思います。どうしても見つからない方は、お手数ですが前回の記事を参考に、再度作成してください。

 test0のフォルダの中には
.vs(隠しフォルダなので、Windowsの設定によっては見えない場合がある)

Debug (デバッグ用のフォルダ)

test0 (各種ファイルが作成されるフォルダ)

test0.sln (プロジェクトファイル)

 の各種ファイルやフォルダが作成されていると思います。
 test0.slnとファイルを開いてみてください。Visual Studioが起動して、前回書いたプログラムが表示されたと思います。
 このtest0.slnと言うファイルは、作業の全てを管理するファイルで、プロジェクトファルと呼ばれます。通常はこのファイルを起動して、作業の続きをする事になります。間違って消してしまうと非常に面倒ですので、気をつけてください。

 では前回作成したプログラムを見てください。

#include <stdio.h>

int main()
{
    printf (“Hello World!\n”);
}

 このプログラムは「Hello World!」という文字列を、単純に画面に表示するだけのプログラムです。
 ここでお断りですが、このブログ上に書かれているプログラムをコピー&ペーストして使用することは絶対に止めてください。
 ブログの整形のために色々と加工してありますので、そのままエディタにペースとしても実行できません。エラーが大量に発生しますので、必ず面倒でも手入力して下さい。

 さてプログラムの内容ですが、最初から訳が分からない文で溢れかえっていますね。
 今回はこのプログラムの詳細は勉強しません。そこに至るまでに学んでおかなければならない基礎知識が沢山あるからです。いきなり#includeはプリプロセッサと言って……と解説されても混乱するだけだと思うので、今後時間を掛けてゆっくり勉強していきます。

 わからないなりにプログラムを見ていくと、printfと言う単語が目に付きます。英語のprintと言う単語に似ていますね。印刷とか印刷物という意味です。
 そして( )の中には実際に表示した文字列「Hello World!」があります。勘のいい人は気が付くと思いますが、printfと言うのは( )内の文字列を画面に印刷せよという命令(厳密には違いますが、今はそう憶えて下さい)です。

 では、「こんにちは!」と画面に表示するにはどうすれば良いでしょうか?

    printf(“こんにちは!\n”);

 と書き換えて実行して下さい。実行の手順は前回の記事を参考にして下さい。ビルド(この講座ではコンパイルと呼びます。)して画面下部のウィンドウに

========== ビルド: 1 正常終了、0 失敗、0 更新不要、0 スキップ ==========

 と表示されたのを確認してから、デバッグから実行して下さい。画面には

こんにちは!

 と表示されていると思います。
 ただこれだけのプログラムです。だからなんだという話ですが、このプログラムに至るまでには本当に色々な知識が必要になります。次回以降、その基礎知識について勉強していきます。

 このブログを読んでいる人は豚がコンピュータ専門学校の教員だったことはご存じだとは思いますが、そこで学んだ2年間と教員になってからの知識と技術を、惜しみなくこの講座で公開していこうと考えています。
 学校にはホワイトボードと実際にプログラムを書きながら指導する環境があるのでやりやすいですが、このブログという一方通行の環境で、しかも図表を使うこと無く解説するには相当の無理が生じてきます。
 ですが、出来るだけわかりやすく詳細にお伝えできるように、精一杯頑張っていくつもりです。

 この講座には強みもあります。実際の学校とは違ってコマ数に縛られること無く、のんびりと詳細に講座を続けていけます。
 正直言って、ここまでの知識はどの書籍でも最初に扱っているところです。ですので、わかりにくければ手頃な入門書を参考に環境構築からHello Worldまでを理解して頂くのが良いと思います。その際の注意としては、内容がVisual C++に対応していること。でないと、環境構築などの話はすっ飛ばされて、いきなりprintfがどうの~と言う解説から始まってしまいます。

 しかし、豚の講座の強みはむしろ環境に左右されなくなってから、C言語の内容に本格的に触れてからです。他の入門書では触れない内容にまで突っ込んで解説をしていこうと思っています。

 それでは、今回はこの辺で終わります。
 お疲れ様でした。

 午後0時00分

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